【北海道遠征 普段の農家さん編③八巻ファーム編】

11月2日から6日までの5日間、八巻ファームさんで農業体験をさせていただきました。活動内容は芋掘りで、機械で掘った芋を抜いたりそれをコンテナに運んだりしていました。

初日は、教えていただきながらわからないところや自分では判断つかないところは聞きながらやっていました。午前はなかなかスタッフの作業スピードについていけなかったです。また運ぶだけでも折らないための運び方や置き方があり、慣れるまでに時間がかかりました。作業が始まってもなかなか忙しく少ししかスタッフの方と話すことができませんでした。

2日目は作業効率をどう上げるのかを中心に取り組みました。自分の作業と並行して、スタッフの動きを見ていました。見ながら自分でも実践できる工夫があったら、試行錯誤しながら取り入れるようにしました。次第にコツがつかめてきて仕事のスピードが上がってきたのは嬉しかったです。またスピードにも慣れてスタッフの方と話すことができました。

3日目は周りのスタッフと協力しながら作業をすることに重点を置きました。安全に注意しながら、決して周りの邪魔にならないように心掛けました。例えばスタッフの行動パターンをみて、仕事が重複しないようにしました。また3日目にして泥ゾーン突入。芋についた泥を落とすのに苦労しました。

4日目、ついに芋の抜き手に任命されました。実際に芋を折らずに抜くことの難しさを体感しました。ただ抜けばいいわけではなく芋の周りにどれくらい土が付いているのか、抜くタイミングなど実際にやってみないとわからないことだらけでした。また慣れない体勢だったため、スピードについていくのに必死でした。でもそれがやりがいになり少しでも農家さんの助けになれればいいなと思いました。

最終日、引き続き抜き手をやりました。次第にコツを掴んできたので、1つでも多くの芋を収穫できるように頑張りました。4日目に引き続き泥ゾーンでの抜き手は大変でした。しかしスタッフのサポートもあって、スピードを意識しながら芋を折らずに抜くことができたのは嬉しかったです。最後にスタッフの方や社長さんに仕事に関して褒められたことは、とても嬉しかったことを覚えています。少しでも農家さんの助けになれてよかったです。

今回のアグリダイブプログラムは、多くの方の協力があってこそだと思っています。私はこのプログラムでたくさんの経験ができました。本当にありがとうございました。

武蔵大学3年 田下賢一